【気象予報士解説!】今日明日の天気

【5月30日(金)天気予報】広範囲で雨、東日本太平洋側は警報級の大雨の恐れ。関東は季節外れの肌寒さも

5月30日(金)は、低気圧が東日本の南岸沿いを進む影響で、東北から九州にかけて本州の広い範囲で雨が降る見込みです。特に、東日本の太平洋側では湿った空気が流れ込みやすく、雨の降り方が強まるおそれがあります。局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降る可能性があり、大雨や土砂災害、河川の増水に注意が必要です。

この低気圧に伴って風が強まり、北日本から東日本の太平洋側を中心に、強風や高波にも注意が必要です。

一方、気温も大きく変化します。全国的に気温が上がりにくく、特に関東から北日本の太平洋側では、肌寒さを感じる一日となりそうです。関東南部などでも、日中の最高気温は16℃前後と予想されており、平年より5℃以上低く、3月下旬並みの気温になりそうです。雨が降ることで体感的にもさらに冷たく感じられ、屋外で長時間過ごす予定のある方は、春物の上着だけでなく、薄手のコートやカーディガンなどで体温調節を行うとよいでしょう。

また、前日との寒暖差が大きくなる地域も多く、体調を崩しやすくなるおそれがあります。
大雨や強風への備えとともに、気温差への対策も万全にして、お過ごしください。

お天気.com気象予報士(2025年5月29日更新)

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