【気象予報士解説!】今日明日の天気
【6月17日(火)天気予報】東北南部より南で真夏日で猛暑日の所も。熱中症に厳重警戒
北日本では前線や湿った空気の影響を受けて、雲が広がり朝の時間帯にかけては、雨の降るところが多い見込みです。また、東日本や西日本の各地でも、朝のうちは一時的に雨の降るところがあるでしょう。日中は高気圧に覆われて、次第に天気は回復し、晴れ間の広がるところが多くなるでしょう。ただし、関東地方では午後からは大気の状態が不安定となり、急な天候の変化には十分な注意が必要です。雷を伴ったにわか雨や、局地的な雷雨のおそれもあります。お出かけの際は、折りたたみ傘などを携帯されると安心です。
最高気温は東北南部から西の地域を中心に、全国的に高く、関東地方や東海地方、近畿地方をはじめとする各地では、最高気温が30℃を超える真夏日となる所が多く35℃を超える猛暑日となるところもあるでしょう。
気温が高くなる時間帯を中心に、熱中症のリスクが非常に高くなりますので、屋外での作業や運動を予定されている方は、適度に休憩をとりながら、無理のない行動を心がけてください。
また、屋内にいても湿度が高くなりやすく、熱がこもることで体調を崩す恐れがありますので、扇風機やエアコンを上手に活用し、室温や湿度を適切に保つよう心がけましょう。特にご高齢の方、小さなお子さま、持病のある方などは、体調に変化を感じたら、無理をせず早めに休息をとってください。水分補給の際は、塩分もあわせて摂取するなど、熱中症予防を意識した対策をお願いいたします。
この暑さは一時的なものではなく、週末にかけても30℃以上の気温が続くと見込まれます。引き続き、こまめな水分補給や冷房の活用、外出時の帽子の着用など、日常生活の中でも熱中症対策を意識してお過ごしください。
お天気.com気象予報士(2025年6月16日更新)
気象予報士によるポイント解説
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